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大建協豊後高田支部(小拂勝則支部長)は、23日から3日間行われる、同市の若宮八幡秋季大祭を前に、桂川両岸に施された壁画の清掃とライトアップ設備の修繕などの作業をした。
支部の委託を受けた業者の作業員7人が、高圧洗浄水を吹き付けるなどしてタイル製壁画の汚れを落とし、さびが入ったライトのフレームを交換するなどした。
若宮八幡の秋季大祭・裸まつりは、今年で929回目を迎える伝統行事。燃え盛る巨大松明が川面を照らす中、締め込み姿の若者たちが、みこしを担いで川渡しをする。
みこしの川渡しは、23日が「お下り」で午後5時20分ごろ川入りする。25日に「お上り」で午後5時30分ごろ川入りする。会場は豊後高田市役所前の河川敷特設ステージ。
大建協日田支部青年部会(高嶋秀武部会長)は19日、部会員10人と共に日田林工土木科の3年生36人を招き、日田土木事務所が進めている県道栃野西大山線道路改良工事大兼トンネル工事(15日貫通、菅組・下徳産業JV施工)の見学会を開いた。
まず、現場近くの松原ダム資料室「まつばら館」で木下清人日田土木主幹が工事の目的を、井ノ口秀作同JV所長が工事概要をそれぞれ話し、黒木淳司JV工事課長がNATM工法について詳しく説明。その後工事現場に移動して、見学した。
鎌手浩治教諭は「年1回の見学会は今回で4回目。生徒に現場を見せることができてありがたい。林工には、通算在籍25年ほどで支部青年部会には教え子もいます」と話し、土木建築会社に就職が決まった中野弘貴君は「仕事は大変そうだけど、やってみたい」と話していた。
大建協杵築速見支部の杵築地区会員は15日、広域農道「オレンジロード」で、草刈りなどの奉仕活動をした。
25社・40人以上が参加。支部で作業手順、担当場所の打ち合わせをした後、3つの班に分かれ、雨の中安岐町方面から杵築に向かって、草刈り、法面の枝切りなどの作業をした。
杵築速見支部では、山香、日出、杵築で地区会員が参加して、年に数回社会奉仕活動をしている
大建協臼杵、津久見両支部青年部会と県臼杵土木事務所の技術職員は24日、同事務所で技術講習会と意見交換会を開いた。
青年部の47人と臼杵土木の古川卓建設課長ほか15人が参加。古川課長が「5月の梅雨前線豪雨でこれまでにない災害を経験した。オール県庁で災害復旧に向けて査定などの作業をしている。臼杵土木でも7月から竹田土木に職員を応援派遣するなど、全力をあげている。これから工事実施の応援をしていくつもり。この研修会は、日頃何気なくやっている作業の改善につながる良い機会ととらえ、作業の中のムリ・ムダ・ムラの3Mをなくし、より安全で品質向上に努めてほしい」などと呼びかけた。
続いて、戸上新次臼杵支部青年部長(日光工業株)が「今年で4回目となったこの会は、受注者にとって大変良い勉強の機会になっている」とお礼。
講習は、上田労務安全コンサルタント事務所の上田治男代表が「現場の安全管理について」、山村直樹臼杵土木企画道路班主査が「梅雨前線豪雨災害について」、四嶋信一同企画道路班主幹が「工事検査について」と題して講義し、質疑応答をした。
大建協別府支部(浦松傳支部長)は24日、市内のホテルで別府土木事務所(軸丸恒宏所長)の職員と意見交換会を開いた。
支部会員の代表と別府土木の幹部職員など25人が出席。浦松支部長が「意見交換を今後の仕事に役立てて、社会資本整備でより良いものをつくって、地域と行政に貢献したい」とあいさつ。安部正一支部常任顧問が「支部会員が適正価格で受注できているのも土木事務所の配慮のおかげ。今後も少しでも多くの発注をしていただけるよう期待します」と要望した。
軸丸所長が、「県内を襲った豪雨災害では、別府の災害は2ヵ所だけだったが皆さんの応急処置で被害を食い止めた。今後も技術力を高めて協力してほしい。事務所としても地場企業のための発注が多くできるよう努めたい」などと応えた。
意見交換では、別府支部側が、「現場代理人と担当職員との意見交換会を」「橋梁補修、舗装などは一括発注の方が管理しやすいので発注を一括で」などの意見が出され、土木側は「持ち帰って検討し、できる範囲内で期待に添えるよう対処したい」などと答えた。